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冬至の近い短い日 撮影後記

挙式を撮影して欲しいという撮影依頼が来ました。
場所は鹿島神宮。初めて伺うところです。
打ち合わせを行ってみると、どうやら挙式中の撮影はできないという事です。
一般的に多いのは撮影の許可が降りない場合は仕方が無いから会場さんの提携業者で・・・
というパターンが多いのですが
今回のご依頼のお二人はそうではありませんでした。
「挙式が終わった後も白無垢を着て境内で写真を撮れるみたいだから
挙式はもちろん撮って欲しいけれど駄目ならば仕方が無いと思っているのです。」と。
写真に対して凄く思ってくれているというのと
もう一つは僕が撮る写真で一番良いのは「人」というところだと自負していて
その部分を分かって依頼してくれているのだろうな、という事。


そして難関もありました。。
それはアルバムも作って欲しい。。。。
アルバムはシーン毎にページを考えたりします。
う〜〜〜ん、その短さで出来るかな?一瞬迷いましたが。
僕のその表情を新婦さんは悲しそうに見ています。
じゃぁ・・!
朝、二人が神社に着いて私服でお参りをするところから撮りましょう。
もちろんメイクはいつも通り最初から(スッピンから)入ります。
挙式は撮れないけれど挙式が終わったら鹿島神宮の境内(バカデカイ)で
ロケ撮もしましょう。。
と相成りました。


当日は、物見事に晴れ渡り
これぞ冬の晴天。
朝の寒い境内をお参りして、仕度、最初のちょこっとロケ撮、参進、挙式をちょっと外から、そしてロケ撮、最後は神社の受付に預けたものを取りに行くところまで
本当に二人と一緒にその日は鹿島神宮に居ました。
朝の表情と結婚式が終わったときの表情が本当に違っていました。
ちょっと恥ずかしいけれど「愛」という言葉を素直に感じました。


こうして考えると結婚式の撮影は確かに記録が大事だけれど
記録というのは所作を記録する事では無くて
そのときの思いを記録する事なのだと
またまたあらためて感じさせてもらいました。
二人の愛に幸あれ。。。



森 時尚