ウエディング写真のトップページへもどる

ギャラリートップへ もどる

懐かしの母校からウェディングドレスへ 撮影後記
ふたりは高校の同級生でした。

でも同級生だった時は全く結婚なんて想像もできない間柄だったようです。


縁というのは不思議なものです。
歳月が流れ、再び出逢った2人は結婚をする事になります。
この話を打ち合わせの時に聞いていて、その後のやり取りから母校は結婚式場から近いという話
もしかしたら結婚式当日に時間があって母校に行けるかも知れないという話
そんな中から僕の中ではどうしても母校での写真が欲しいと思うようになりました。

それからもう一つは「ドレスは結婚式当日まで見ない」という新郎自身の中の決まりです。
どうしてそこまで思うに至ったかは分から無いのですが
とにかく頑に?新婦のウェディングドレス姿どころかドレスそのものも見ませんでした。
僕自身の結婚式の時
自分のお嫁さんになる人のメイクをしたドレス姿を見たのは当日が初めてだったのですが
その時も一瞬言葉を失う程に奇麗だなと感じた事を憶えています。
(これはきっとウェディングドレスの持っている力ですよね。)

そんな二つの出来事を今回のスライドでは並べてみました。


結婚式当日は時間が無くて学校には行けないという事だったので
前日の夕方、打ち合わせが終わってから学校に行きました。
(地方出張の強み?ですね。。)

知っている先生はすでに学校には居ません。
教室ですら「どこだっけ?」と言いながら歩く程に卒業してからは時間が経っています。
しかし、自分達の教室を発見したところからは、たくさんの記憶が蘇ってきます。
「僕の席はここだった。」「私はここに座っていた」・・・

その時2人は結婚なんて夢にも思っていなかった。
でも明日は2人が夫婦になる為の結婚式です。
少し恥ずかしげに楽しそうに笑う2人を見ていると
人生の不思議な縁と幸せの時間を感じました。


当日の最初は彼にとってドレス姿を初めて見る時です。
自分の経験からも驚くのは分かっていました。
それでもライブなその感情に触れた時
シャッターは勝手に何度も何度も切られていました。
スライドに出て来る新郎が初めて新婦のドレス姿を見た時の表情は
撮影した全カットが入っています。
まるでコマ送りの動画ですね。。


そしてここでもやっぱり感じたのです。
「思いが大切」なんだよなと。




森 時尚